blue mountain~その頂きに何を望む~

ついにジャニヲタ&エイター歴15年という大台に乗ってしまったとある無差別ジャンルヲタクの戯言です。特撮も吐き出す事がある…かも。

何時如何なる時代もKAT-TUNはKAT-TUNであるという不変の事実~私のKAT-TUN遍歴<彼に落ちたあの日>編~

またタイトルが長いですね。
結論を先に書くのが論文の鉄則だと大学時代教えられましたがタイトルに結論を書くようにとは言われなかった気がします。
でもいかに目を引くタイトルにするかは多少誇張ぽくっても論文でも大事だとか何とか言われた気はする。
別にこれ論文じゃないですけれど(笑)

という蛇足から入りまして今回の記事では先日の2016/4/3(日)、KAT-TUNデビュー10周年ツアーのナゴヤドーム公演に参戦して私が見た現在のKAT-TUNというものを自由に語ってみようと思います。

前提として「お前関ジャニ∞のファンだよな。eighterだよな。」とこれより前の記事を読んで下さった方には思われるかもしれませんが、実は私、関ジャニ∞安田章大に出会う一ヶ月前に当時KAT-TUNだった田中聖を好きになった事からジャニヲタ生活が始まっております。
2005年~2009年頃までは完全な田中聖安田章大の掛け持ち担でした。

まず、簡単な私のKAT-TUNファン経歴(ハイフンと名乗るには烏滸がましいファン経歴なのでKAT-TUNファンと自分の事を名乗ります)

2005年1月
 <「ごくせん2」で仁亀を知る。それが切っ掛けでKAT-TUNというジャニーズJr.ユニットの存在を知る。>
 この時点でごくせんでは仁亀なら赤西仁。でもそれより小池徹平くんが好きでした。

2005年4月
 <まぁまぁ気になっていた赤西仁くんが出演するドラマ「anego」を視聴。>
 普通に仁は好きだけれどジャニーズファンという程でもないな。うん、格好良いよね、という程度。

2005年10月
 <亀梨和也くんと山下智久くんがW主演のドラマ「野ブタ。をプロデュース」を視聴。>
 亀ちゃんのごくせんでの役柄結構好きだったし、という事もあって亀ちゃん目当てで見始めました。

2005年11月
 <母親がバレーボールが好きなので『2005年ワールドグランドチャンピオンズカップ』(通称グラチャン)を見る。応援プロデューサーにはKAT-TUNが就任>
 ここで仁亀以外のKAT-TUNメンバーを初めて見る。歌もこの時が初めての認識になるはずなので初めて聴いたKAT-TUNの歌はグラチャンのテーマソング『Will Be All Right』という事に一応なる。(本当はその前までのカウコンとか見ているはずだけど認識には至っていない。)

 田中聖タイムアウト中の応援DJを(していると思っていたが今思うと実際どうだったか映像資料を残していないので不明だし多分違う)中々良い感じに頑張っているな、という上から目線で評価。
 しかし、それを思って聖を認識した日のEDトークで聖は片脚だけに重心を乗せてもう片脚は軽く貧乏ゆすりをしているような感じで態度が悪く、「さっきせっかく頑張ってたのに、ただでさえイカツイ感じなんだからちゃんと立たないと。事務所の人に怒られるよー。勿体ない」とこれまた上から目線の感想を持つ。
 その翌日。昨日の事があって聖に注目していたEDトーク。なんと。まさかのしっかりまっすぐ立っている!事務所の人に怒られたのか!そんでもってちゃんと直したのか!そのイカツイ見た目の癖に可愛い奴だな!!

はい、仁亀を10ケ月程フリに使いましたが聖に落ちたのはたった2日間の出来事です。
「不良がちょっと良い事をすると凄く高評価になる」の法則です。

その後すぐに初めて本屋さんでアイドル誌を手に取る。
初購入は2005年12月号のDUETさんです。(ちなみにこのDUETで一番印象に残っているのはありえないぐらいエロい中丸雄一氏です。しかも何冊かアイドル誌を見た中でこのDUETを選んだのは中丸くんの写真が良過ぎたからでした)

このDUETさんに載っていた関ジャニ∞パジャマ写真では丸山氏と大倉氏の見分けが未だにパッと見分からなくなります。
しかし、この時の関ジャニ∞のメンバー全員(忙しかった錦戸氏抜き)の座談会が面白くて次も関ジャニ∞のページ見てみようとか思ってたらうっかりその次の号で超絶的にぶりっ子している安田章大に落ちました。

2005年12月

 <野ブタが単純に好きだった事もあり、人生で初めてジャニーズのCD『青春アミーゴ』を購入>
 <それから間もなくクリスマス、サンタさんにKAT-TUNのライブDVD『KAT-TUN Live海賊帆』をお願いし、見事届く。人生初のジャニーズのDVD>
 名実共に聖担でありKAT-TUNファンのジャニヲタになる。そんな12月。

これが革命的に自分の人生が動いた2005年私的ジャニーズ事情。
きっとKAT-TUNファンが爆発的に増えたこの年にまんまと仁亀…ではなく何故か聖に落ちた謎な私です。

思いっきり余談ですが、この年放送されていた仮面ライダー響鬼に出演されていた松田賢二さんという役者さんにこの夏に惚れて今もずっと活動を追いかけ続けているのでこの年に本気で好きになったもの達が10年と少し経った今も本気で好きでいられてとても幸せです。


KAT-TUNの音楽スタイルは私にとって非常に馴染みのあるものでした。
元々小学6年生の頃にDA PUMPのファンになり、歌とダンスとRAPというパフォーマンスの人達を約6年見続けた2005年の高校2年生。
歌もダンスもRAPも全部KAT-TUNは兼ね備えていて更に曲調も曲によってはどことなくDA PUMPにも近しいものもあり、驚く程すんなりとKAT-TUNの音楽に私は馴染みました。
音楽業界の第一線で長年活躍していたDA PUMPというグループにあってKENの紡ぐRAPを幾度となく聴いてきた私はまだデビューもしていないたかだかJr.のRAPの実力の高さに驚き、ますますKAT-TUNの世界に没頭します。


さて今回の投稿はここら辺で。
ライブの感想はまだまだ先ですね~。
次回はKAT-TUNの歩みと私のファンとしての気持ちの浮き沈みについて書きたいと思います。


今はもうKAT-TUNとして現場では聴く事の敵わないRAP。
それでも彼らがやっぱり好きだと言う気持ちは変わる事がないのです。

eighter11年目の第一歩。それは初めての東京ドーム。その②

前回のエントリーから大分時間が空いてしまったのですが年内のライブの感想は年内中に書いてしまおうと大晦日に紅白を横目で見ながらポチポチ打っています。

 

さて、今回はちゃんと公演内容の感想を書く事にしますよー。

 

 

※という事を2015年末に書きかけて放置していたものを消すのも勿体無いので投下します。中途半端な記事っすorz

気まぐれに追記もあるかも。

 

 

1.キング オブ 男!

うわーーーー!!というよりも、この曲から来るんだ!へー!!ってなりました。

極道感の無い普通の衣装で「キング オブ 男!」を見る事が無かったので新鮮な感じ。

この曲は発売からそろそろ2年近くになるけどライブでもちゃんと踊ってくれるシングルとしては貴重な曲なので、今回も踊ってくれてありがとう!

 

2.へそ曲がり

その流れでへそ曲がりも久しぶりに最初の辺りだけだけどちゃんと振り付けをやってくれつつ通路に移動。シングルって年数が経つとお手振り曲にどんどん回されていってしまうから、またこうやってへそ曲がりを見れて嬉しかったな。

 

3.がむしゃら行進曲

これは個々にせり上がるリフターの上でのパフォーマンスになるけど、この時のヤス君の位置が自分の席に近めで(といっても1階と2階の間の中途半端な席に座ってるので決して近いわけではありませんが)しかも大倉君とかに比べると大きな装置の上でやってくれる場所だったから踊る踊る(笑)

ついつい一緒に全力で踊ってしまったではないですか!そんな事がなくてもいつも全力で踊ってますけれどw

 

4.前向きスクリーム!

5.モンじゃい·ビート

ここら辺の記憶がはっきりと無いけど楽しく踊ってたのは覚えてる。

っていうか踊る事に夢中であんまり見ていなかったのかも…?(笑)

 (追記:モンじゃいは年上組と年下組に分かれて花道を歩きながらカメラで遊びながらメインステージに帰ってくる感じでしたがおもっくそ可愛かったです。)

 

6.ふりむくわけにはいかないぜ

サンボマスターさんから提供して頂いた曲ですね。

サンボさんらしさが全面に出つつその男臭さがエイトにピッタリな一曲。

最後の「ふ・りむ・くわ・けにーはいーかないぜ!」を何度も繰り返す所がただただ楽しい。

 

7.LIFE ~目の前の向こうへ~

8.言ったじゃないか

ここら辺はもう定番となってきれる感じですね。

バンドとしても安心して聞いていられる。

「言ったじゃないか」で大倉君が台詞パートを「大倉くんの顔が!顔が!好きって言ったじゃないか!!」に変えてる所が面白かった(笑)

 

9.Heavenly Psycho

これは今までも定番曲ではあったんだけど、今年「侍唄」のカップリングで編曲に錦戸君が参加してリアレンジしたバージョンを披露してくれました。

全員、楽器としての見せ場があって本当に成長を感じさせてくれた。

涙で視界が滲みそうになりながら必死に見ていた。

初期の頃楽器を弾いていたのはギター安田、ベース丸山、ドラム大倉の3人だけで他の皆はその周りで踊るというパフォーマンスの仕方だった。

この曲は10年前の3月に発売された大阪レイニーブルースのカップリングで今はグループを離れる事になった内君の歌声がエイトの曲で入っている最後の曲でした。

私がファンになったのは内君が謹慎する事になってすぐの頃。

だから正確には内君のエイトとしての姿は見る事が出来ていない。でも、いつか帰ってくる。そう何年も、何年も、、思い続けていた…。

いつからか、エイトは7人でいる事に違和感が無くなっていて、コンサートを重ねる度に内君の影が薄くなっていて。

ピンク色の照明が使われるだけで胸が苦しくなっていた、そんな頃もあったのに、今、こうして全く新しいHeavenly Psychoを純粋な気持ちでただ、皆の成長を見て嬉しく思えるそんな楽曲にNEWSとしても一緒に活動して内君と一番関わりの深かった錦戸君が仕上げてくれた。

当たり前ではない今を噛みしめてこれからもこの曲を大切に聴いていきたい。

そう、改めて感じさせてくれてありがとう。

 

10.ズッコケ男道

夏のリサイタルではバンドver.だったけど今回はノーマル。

ヤス君は中央のムービングステージでの移動だったけど横山くんの横でぴょんぴょんしてたのが異常に可愛かった!

 

楽屋映像

皆がステージからはけて休憩する風の映像が流れる。そしてとある人たちにステージを任せる、と。

そう、その相手はなんと今年デビューした新人アイドル「キャンジャニ∞」!

彼女たちがステージへ向かう姿もドキュメント風に撮影してくれていました。

 

11.CANDY MY LOVE(キャンジャニ∞)

そしてその映像の流れからキャンジャニの皆さんの登場!!!

会場の歓声なんて耳に入らないぐらい自分が叫んでいた気がします。

私は安子ちゃん推し。安子ちゃん一択なのですが他の皆も可愛らしくて目移りしちゃう!困った!!

夢にまで見たキャンジャニちゃん達の生パフォーマンス。

ネタバレ回避派の私でしたが彼女たちの噂を初日の北海道公演の後に聞きつけてしまい慌てて東京公演のチケットを探して今回入るに至った次第な程、彼女達が大好きです。

揺るぎないセンターすば子ちゃんの存在感がさすがとしか言えませんでした。

 

12.バリンタン(キャンジャニ∞)

そして、キャンジャニちゃん達が出る事は知ってしまっていたけれど、それ以上は見ずに済んでいたからバリンタンまで彼女達がやってくれると思わず悶絶。

なんて可愛いんだ。タンバリンを持っている彼女達に鬼萌え。

関ジャニ兄さん達が少年倶楽部プレミアムで披露してくれていたので一緒に彼女達と踊る事が出来て幸せでした。

兄さん達とはまた違う魅力があって、丸子ちゃんの「バリーン!」とか可愛すぎて…!!

そして安子ちゃんの完璧なアイドルダンス!もう大好きーーー!!!

 

キャンジャニ∞メンバーの好きな人紹介映像

これは関ジャニ∞さん達が映像でそれぞれ色んな姿を見せてくれています。

安子ちゃんが好きで私も大好きな安田くんはまさかの肌のお手入れ映像(笑)

完全にエイトレンジャーのブルーさんと同じ流れじゃないですかww

丸山くんのあごクイは良かったなぁ。丸子ちゃんがメロメロになるのも分かる!

すばるくんと大倉くんは楽しい掛け合いごちそうさまでした。

 

13.夏の恋人

そ・し・て!

キャンジャニちゃん達を夢中にさせている関ジャニ∞兄さん達による渾身のアイドルソング!

最初の「僕が~」×7が本当に格好いい!

白タキシードという超王道ジャニーズ系の衣装。ただ、どことなく醸し出される雰囲気はホスト風でしたがw

曲が終わってから、だからパンフレットでホストになったら源氏名何にする?なんて質問があったんですね。納得ですwww

キャンジャニちゃん達の噂を聞いた時点でこの曲も来るかも!っていうか来ないとかありえない!とは思っていたんですけど実際目にすると想像していた以上のパフォーマンスを見せてくれました。

しかもその後のMCで言っていたのですが振り付けはマルちゃんが今回は考えたそうで。

少し不思議な振り付けがあったのはそれでだったんですね(笑)

メンバーからもあそこってどういう意味なん?と聞かれていたり。

そんな制作裏話を聞けたのもよかったです。

 

14.渇いた花(渋谷&村上)

MCを挟んで今度はユニットコーナー。この曲は2008年のアルバム「PUZZLE」に入っていた曲でその後度々披露されている曲の1つでもある。

村上くんは女の子に歌ってほしい曲に以前挙げていた事もあるぐらい気に入っている曲でもある。

他のメンバーがステージから捌け、2人だけがまったり話しながら舞台に向かって右端に移動。

 そこに鎮座するグランドピアノに村上くんが座ると

すばる「じゃあ始めましょか」

村上「え、もう?」

と言いながらも弾き始める村上くん。

村上くんの歌パートで途中から結構ピアノが動き出すからこれを弾きながら本当に歌えるのかな?とも思っていたのけれどそんな心配は杞憂に終わった。CDでは少し不安のあった村上くんの演奏も本番ではばっちり仕上げてきていて、本当に努力の人だな、と改めて彼を尊敬する。

すばるくんの歌は切なくけれど力強く。

昔から地元のツレとして仲の良いこの2人がこんな素敵な渇いた花を見せてくれた事が胸が熱くなる。

 

15.バナナジュース(横山&錦戸)

この曲は錦戸くんが作詞の曲でしたがCDで聴いた時、金管楽器が大分目立つ曲だしもし可能なら2年前からトランペットを頑張っている横山くんがこの曲でトランペットを吹いている姿を見たいなぁ、とぼんやり考えていました。

私の考えが甘かったです。ぶん殴りたい勢いです。錦戸さんという存在を完全に舐めていました。

曲が始まって画面に映る二人。

トランペッター横山さん、と、サックスを吹く錦戸さん。

亮ちゃーーーーーーーーん!!!!!!

そうだ。そうだったよ。この人2年前にはサックス買って練習してたんじゃん!!!!

その①の記事で横山くんが自主的に楽器を始めたいと言い出してくれた、という事は書きましたが本当はサックスいいな、って思っていたのにスタッフさんから「錦戸さんが遊びでサックス始めたんで」って言われてトランペットを薦められて「なんで錦戸に、しかも遊びやのに遠慮せなあかんねん!」と言いつつ「トランペット似合うよ〜」とおだてられた良い気分になった結果、現在のトランペッター横山に至るわけでして。

そんな、トランペットになった原因とも言える錦戸さんと横山さんのセッションとか死ぬかと思ったね。

 

 

16.my store〜可能性を秘めた男達〜(大山田(丸山&安田&大倉))

 

これはわたくしの担当安田君がいるユニットなので勿論楽しみではあったのですが、この3人だと3ピースバンド(ギター、ベース、ドラムという編成)も出来るしがっつりダンスも出来るし、可能性がありすぎてどんな演出で来るのか全然読めない曲だなぁ〜と思ってました。

蓋を開けて飛び出してきたのは予想から斜め上にぶっ飛んだ演出でした。

誰が三十路を越えた3人の男性が大きなだて眼鏡に各メンバーカラーの半ズボン。そして極めつけは同じくメンバーカラーなランドセル!!!

これを言い当てた人がいたら100万円差し上げたいぐらいのぶっ飛び演出ですよ。

とにかく可愛かった。ランドセル背負って全力で歌って踊る半ズボンの30歳を過ぎた男達。

サイコーじゃねえか!!

 

 

 

という訳で本当は公演内容はまだまだあるのですがユニットまでで止めて投稿する事にしちゃいます!

備忘録って感じでした!

 

現時点でeighter歴10年と4ヶ月ぐらい。

これからも彼らのますますの活躍が楽しみです!

 

とかいいつつ、ちょっと次はKAT-TUNの10周年ライブ初日に入った感想とKAT-TUNへの想いを綴る事になると思いますのでそちらもどうぞよろしくお願い致します(^o^ゞ

eighter11年目の第一歩。それは初めての東京ドーム。その①

 唐突にブログを始める事に相成りましたまるせいゆです。twitterでは大倉くんと高橋くんの実況に重きを置いていますが安田章大さんのファンになってついに今月で丸10年経ってしまった。そんな感じの奴です。どうぞよろしくお願い致します。

ちなみにこの記事はその①となっていますが、タイトルに入っている東京ドームのお話は一切入っておりません。長くなり過ぎたのでそちらのお話はその②で行います。今回はeighter10年の歩みみたいなものになります。

しかも初めての東京ドームとは書いているもののエイトで入るのが初めてなだけで、山P担の母親に付いて数年前、6人時代のNEWSで一度入った事があるのだが…。

それでも、エイトとしては初めてなのでこんなタイトルにしてみました。

 

・何故まるせいゆはブログを始める事にしたのか?

深い訳はございません。

ただただ先日12/20(日)に東京ドームで行われた「関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!」の感想を感情の赴くままに書き散らしたいという欲望が故です。twitterではネタバレを見たくない、という人がいるかもしれませんからね。それなら別の居場所を作ってしまえ!ただそれだけです。

そもそも文章を短く纏めるのが投稿が苦手だというのは聞かなかった体でお願いしますm(_ _)m

 

・10年もeighterをやっていて、ファンを辞めようと思った事は無かったのか?

ファンを辞めようと思った事は無い。が、しかし、私はこのまま辞めていくのかもしれないと感じていた時期はある。

それは2011年。∞UPPERS、通称パッチと呼ばれるアルバム、映画、そしてLIVEが行われていた翌年の事だ。

CDは買う、DVDも買う。ファンとして、ヲタクとしての関ジャニ∞というコンテンツに対する直接的な奉仕活動は行っていた。しかし、この時期はバラエティもドラマもそして対価を支払って入手したシングルCDの特典に付くMVでさえもまともに見ていなかった。

それは私が好きな曲のタイプが所謂アッパーチューンと呼ばれるものに極度に偏っている事に対し、この年は最初に発売されたT.W.L/イエローパンジーストリートを除いてマイホーム、365日家族ツブサニコイ、ととにかくバラード・ミディアムテンポ系ばかりだった。音楽番組を見た記憶もまともに無いと言うのは本当に重症だと思うしそれに加えて特撮とお笑いへの熱がこの年は激しい炎を燃え上がらせていたからそのせいだとも言える。うん、両者が合わさっての相乗効果だな。

何というか、パッチで燃えに燃えた結果、一旦燃え尽きたのだ。もうこれ以上のものは見る事が出来ないと思ったのだ。そして、24時間テレビも決まり、いよいよ大きくなってお茶の間に浸透していき始めた彼らはこれから私の手を離れていくのだ。久しぶりにあの曲やって欲しいな、あの番組が好きだったな、等と過去を振り返ってばかりの私なんかがいなくても彼らを支えてくれる人はもう沢山いるのだ、とそんな事を考えていた。

そして私の体感としてはこの頃ぐらいを境に自分の周りや自分が訪れていたブログ等でも少しずつ離れていく人が多くなった時期だと思っている。あくまでも体感で、ではあるが。

正直言って、この年のコンサート「KANJANI∞5大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません」は12月30日とその翌日である大晦日の単独カウントダウンのチケットを入手出来ていたのだが、それでも会場に入って待っている間も気持ちが上がりきらず、私はこのままで本当にこのコンサートを楽しめるのだろうか…?と不安な気持ちでいた。

コンサートって偉大だ。もう一度言う。コンサートって偉大だ。

 

・コンサートとはかくも偉大なものなのか

ただこの一言に尽きます。これ以上も以下も無いです。

ってそれでは話が広がりませんね。正直な話をするとWALKMANでエイトの曲を聴く時、LIFEも宇宙に行ったライオンも飛ばす候補の1つなのである。eighterさんがこの記事を読んでいたらこう思うかもしれない。「おいおい、その2曲は2011年のコンサートの1曲目と2曲目ではないか!」と。そう。そうなのだ。それでも、とても、とっても楽しかったのだ。

ちょっとした自分語りになるが私は大学時代軽音楽部に所属していた。完全に高校時代に好きになったエイトの影響で、である。そして最終的には部内のeighterを集めてエイトのコピバンもしたりしていた。現役時代LIFEはやっていなかったのだが、卒業前に行った卒回生ライブでは自分のバンドメンバー(notエイトバンド)が集まれなかったのもあってその日限りの企画バンドで出演した。その時にたまたま私がエイト好きなのを知ってるし、LIFEが好きだからやりたい!と言い出す子がいたのでLIFEをする事になった。エイトのコンサートに入ったのはそれをやる事が決まり、練習を始めた頃だった。

私の中でLIFEはバンドでやるJ-POPという位置づけにある。

基本的にJ-POPって弾くのがとっても難しいんです。何故って?それはCDに入っている音源はそれぞれのプロが演奏をしているから。

普通のバンドの人達が自分達で作詞作曲した曲の方がどんなに魅力的に格好良く映ったとしてもそれはその人達のその時その時の実力で可能な範囲で作られるのでコピーするのは案外簡単だったりする事も少なくありません。

バンドではないJ-POPの曲というのはプロの作詞家、プロの作曲家が作って小難しい事も沢山取り入れて、それを実現出来る実力のある方がスタジオで演奏されます。

LIFE~目の前の向こうへ~はそんなJ-POPの曲なのです。ライブでは当たり前のように彼らが弾いていますが私達のイヤホンから普段流れてくるあの音はその道のプロによるものなんです。はっきり言ってあの曲難しいんです。

話の流れが右に左に行きましたが、そんな曲を練習し始めたばかりの私は当然頭を抱えています。それを当たり前のように目の前で彼らは弾いていたんです。前年のコンサートでもテレビの中でも弾いていたんですから本当に当たり前の事なんですけれどね。

やっぱり尊敬しますよ。そりゃあ。

私はこの時、ドームの座席は3塁側。そして私の担当している楽器はベース。そうなると担当である安田くんを差し置いて丸山くんを双眼鏡でガン見するのも仕方ない事ですよね。

そして3塁側、しかもメインステージを横から臨む形になる外野に程近い座席だった事がこの次の曲、そう、宇宙に行ったライオンに繋がる。

 

・エイトの楽曲の進化は横山裕の進化と共に

脈絡何もないやないか、お前いきなり何やねんと思われた方も多い事でしょう。でも、私はライオンをライブで見る時に何よりも好きなのが横山裕なのです。

先に行っておくと私はエイトが全員好きなのですが、その中で順位を付けるとこうなります。

 

1.安田章大

2.丸山隆平

3.大倉忠義

4.渋谷すばる

5.村上信五

6.錦戸亮

7.横山裕

 

もちろん、これをやってる時はこの人が一番輝いていて大好きだ!等はありますが、それでも総合的にはこの順位です。

そんな私的順位の最下位に横山裕がいる理由。それは何と言っても楽曲への取り組みの他ならない。いや他ならなかったと言っておく。今は決してそんな事はないのでね。その事はまた後程。

今や目覚ましい成長を遂げている横山くんだが、これより前の頃は何となくポコポコボンゴを叩いて、おまけにそんなに難しい事をしている訳ではないのに自分のソロを歌う場所をすぐに忘れてしまう。そんな人だった、というのが私のそれまでの印象だ。

トークで一生懸命引っ張ってくれる彼は頼り甲斐があるし、彼のプロデュースするあれやこれやは心の底から大好きだ!と叫べるものばかりだ。

しかし、こと、歌というものに対しては情熱が感じられなかった。恐らく自分は歌が下手だし、トークを頑張るからええねん、ぐらいに思っていたのではないだろうか。

しかし、そんな彼に宇宙に行ったライオンでは遂にボンゴ以外の役割が与えられる。

それはティンパニーだ。ボンゴのように適当にポコポコ叩いていられるのもではない。(決してボンゴという楽器を貶している訳ではない。私から見た彼のボンゴに対する取り組み姿勢の話である)

私がいた席にはスピーカーから聞こえる音とは別にティンパニーの生音が聞こえてきた。それが何よりも私の心を震わせた。ドームでのライブは音響環境が劣悪だ。ボンゴの音なんてまともに聞こえた事が無い。それどころかうっかりしているとベースの音ですら探す事が難しい時もあった。 そんな中私はティンパニーの音に直接ぶつかる事が出来たのだ。

横山くんが真剣に楽器と向き合う。これがどれだけメンバーの背中を押しているのか。

ティンパニー自体はスタッフさんから今回こんな事やってみましょうよ。って感じで提案されたのかもしれない。だとしたらそのスタッフさんに本当に本当にありがとうございましたああああ!と言って土下座しに行きたい。

 

音楽面での彼の快進撃はここから始まったといっても過言では無いはずだ。

 

次の年は8周年だったので新しい事への挑戦というよりも過去の振り返り、成長過程の再確認といった年だったので、彼に表立って演奏面で新しく取り立てるものは無かった。代わりにクルトンという作詞横山裕、作曲安田章大というファンシー路線でタッグを組ませたら右に出るものはいない2人によるこちらの期待を裏切らない楽曲が制作されてはいたが。

更に翌年。そう、ここだ。この年だ。全てのeighterの度肝を抜いたあの年。JUKE BOXのLIVEがあった2013年。

横山裕がトランペットをコンサートで披露したのだ。

考えてもみて欲しい。ティンパニーをするまで5年もの間、楽器と言ってもボンゴをポコポコ叩くだけだった彼がティンパニーを披露してくれたたった2年後に光り輝く金管楽器を手に我々の前に降臨したのだ。札幌、東京公演は入らなかったが、それまで金銭的な事もありほとんどエイトで遠征をせず、入る公演も1回のライブにつき1、2回だけだった私が名古屋に2公演、元旦の福岡、そして大阪1公演と5公演も入ってしまったのも頷いて頂けるはずだ。福岡なんて、名古屋が終わった後に9周年の最後って言われて次は10周年!それなら10周年の最初の公演もやっぱり入りたい!とかいう衝動だけで探して入ったものだ。大晦日はKAT-TUNの初の単独カウントダウン公演に入っていた上に元旦に福岡日帰りだったからさすがにヘトヘトになってしまったが。

 

そんなJUKU BOXの頃はまだまだ彼の腕前も拙いものではあった。

しかし、全く新しいものに挑戦するという事。しかも自らの意思で。その心意気が非常に嬉しい。こんなに嬉しい事はない。当時を経験しておられるファンの皆さんはきっと同じ想いだったであろう。そしてそれはメンバーも。

JUKE BOXのライブDVDに入っているメイキングにはバンドリハのスタジオだけでなく、ダンスレッスンのスタジオにもトランペットを持ち込んでいる彼の姿が収められている。それは「青春ノスタルジー」というマイクスタンドで手振りをしながら歌う曲で横山くんだけはトランペットを前奏、間奏、後奏と弾くので、それもダンス曲の一環に組み込まれているから、という理由もあるのだが。とにもかくにも先生とマンツーマンのスタジオでも皆の前でもひたむきに練習する彼の姿はとにかく心を打つ。そしてそれを見守るメンバーの優しく嬉しそうな眼差し。

JUKE BOXの初回盤DVDには特典映像もふんだんに盛り込まれているがその中でTrumpeterという見出しが存在する。トランペットの練習を始めたばかりの横山くん。合同練習の時に合間一人で練習する横山くん。お客さんに初披露をした時の会場のどよめきに「青春ノスタルジー」が終わってメンバーに楽しそうに弄られる横山くん。そして途中の公演からは次の曲の「クラゲ」の前奏と後奏にも参加する事になるまでの流れ。とにかく映像が充実している。更には会場でのリハ中、トランペットをステージの上で練習しているとそれを横から前からとにかく色んな角度からメンバーがこぞって自分の携帯にその姿を収め、挙句の果てには横に並んで自分達も写真に入ったり。とにかく好き放題。とにかく楽しそう。そのシーンは真剣に練習をしている横山くん以外は本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれているので見た事が無いけど少しだけ関ジャニ∞に興味がある、という方にはとにかく一度見て頂きたい。そんな一幕である。

 

私は先程まだまだ拙いと書いた。そりゃそうだ。まだトランペットを初めて1年も経っていないのだから。

曲がりなりにも数種類の楽器をやってきた人間として感じているのは最初の2ヶ月。

ここを本気でやると2ヶ月でとりあえず簡単な曲なら一曲は出来る様になる。そして、1年続けると少しだけ出来る曲が増えだす。2年やるとそれなりに自信を持って自分はこの楽器が弾けるんだ!と言えるようになりだす。そして3年。その成果は自分が努力した分だけしっかりと現れ、努力次第では大輪の花が開くようになる。

これは楽器に限った事ではないかもしれない。中学や高校で部活動を経験してきた人ならこの理論には頷いて頂けるのではないだろうか。

 

横山裕も例外では無い。初年度、あんなに緊張をしていたのに2年目である昨年はバンドのインストのコーナーではキーボード村上の単独ソロ演奏から始まり、その次のまだまだとても目立つポイントで演奏に入ってくる。

横山くんの事ばかり言っているが、この2人が演奏の表にしっかりと立てる様になるという事はこれまでと新しい形が魅せられるという事なのだ。

JUKE BOXで横山くんのトランペットを見てからいつか村上くんと2人でセッションをしている場面が見たいと願っていたのがたった1年で叶ってしまい、なんて嬉しいパフォーマンスをしてくれるのか、と感激しきりだった。

 

こんな具合に横山くんの事ばかり言っているがその次の3年目。

これは今回のツアーのネタバレが入らざるおえないので次の記事に回そうと思う。

 

うん。私は何担だったかな?そう、安田担ですね。

冒頭の挨拶とランキング1位に鎮座しているという事しか書いていないですがこれでも安田担です。

むしろ最下位にいるはずの横山くんを一体どれだけ語っているんだ、って話ですね。

そう、最下位にいるはずの横山くんにですらこの熱量なので上の方々への熱量は更に増しているという事なのであります。

でも、それを書き出すとこの記事の収集が着かなくなるのでそこら辺はおいおいと。

 

ちなみにこのブログのURL。

kj3vwest

お気付きでしょうか?

関ジミ3とV.WESTの事なのです。

関ジミ3愛。ここら辺も次のエントリーに回しますね。

 

ライブの感想が書きたいって言ってこのブログを作ったはずなのに、全然たどり着かないですが、明日頑張りたいです(笑)