blue mountain~その頂きに何を望む~

ついにジャニヲタ&エイター歴15年という大台に乗ってしまったとある無差別ジャンルヲタクの戯言です。特撮も吐き出す事がある…かも。

eighter11年目の第一歩。それは初めての東京ドーム。その①

 唐突にブログを始める事に相成りましたまるせいゆです。twitterでは大倉くんと高橋くんの実況に重きを置いていますが安田章大さんのファンになってついに今月で丸10年経ってしまった。そんな感じの奴です。どうぞよろしくお願い致します。

ちなみにこの記事はその①となっていますが、タイトルに入っている東京ドームのお話は一切入っておりません。長くなり過ぎたのでそちらのお話はその②で行います。今回はeighter10年の歩みみたいなものになります。

しかも初めての東京ドームとは書いているもののエイトで入るのが初めてなだけで、山P担の母親に付いて数年前、6人時代のNEWSで一度入った事があるのだが…。

それでも、エイトとしては初めてなのでこんなタイトルにしてみました。

 

・何故まるせいゆはブログを始める事にしたのか?

深い訳はございません。

ただただ先日12/20(日)に東京ドームで行われた「関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!」の感想を感情の赴くままに書き散らしたいという欲望が故です。twitterではネタバレを見たくない、という人がいるかもしれませんからね。それなら別の居場所を作ってしまえ!ただそれだけです。

そもそも文章を短く纏めるのが投稿が苦手だというのは聞かなかった体でお願いしますm(_ _)m

 

・10年もeighterをやっていて、ファンを辞めようと思った事は無かったのか?

ファンを辞めようと思った事は無い。が、しかし、私はこのまま辞めていくのかもしれないと感じていた時期はある。

それは2011年。∞UPPERS、通称パッチと呼ばれるアルバム、映画、そしてLIVEが行われていた翌年の事だ。

CDは買う、DVDも買う。ファンとして、ヲタクとしての関ジャニ∞というコンテンツに対する直接的な奉仕活動は行っていた。しかし、この時期はバラエティもドラマもそして対価を支払って入手したシングルCDの特典に付くMVでさえもまともに見ていなかった。

それは私が好きな曲のタイプが所謂アッパーチューンと呼ばれるものに極度に偏っている事に対し、この年は最初に発売されたT.W.L/イエローパンジーストリートを除いてマイホーム、365日家族ツブサニコイ、ととにかくバラード・ミディアムテンポ系ばかりだった。音楽番組を見た記憶もまともに無いと言うのは本当に重症だと思うしそれに加えて特撮とお笑いへの熱がこの年は激しい炎を燃え上がらせていたからそのせいだとも言える。うん、両者が合わさっての相乗効果だな。

何というか、パッチで燃えに燃えた結果、一旦燃え尽きたのだ。もうこれ以上のものは見る事が出来ないと思ったのだ。そして、24時間テレビも決まり、いよいよ大きくなってお茶の間に浸透していき始めた彼らはこれから私の手を離れていくのだ。久しぶりにあの曲やって欲しいな、あの番組が好きだったな、等と過去を振り返ってばかりの私なんかがいなくても彼らを支えてくれる人はもう沢山いるのだ、とそんな事を考えていた。

そして私の体感としてはこの頃ぐらいを境に自分の周りや自分が訪れていたブログ等でも少しずつ離れていく人が多くなった時期だと思っている。あくまでも体感で、ではあるが。

正直言って、この年のコンサート「KANJANI∞5大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません」は12月30日とその翌日である大晦日の単独カウントダウンのチケットを入手出来ていたのだが、それでも会場に入って待っている間も気持ちが上がりきらず、私はこのままで本当にこのコンサートを楽しめるのだろうか…?と不安な気持ちでいた。

コンサートって偉大だ。もう一度言う。コンサートって偉大だ。

 

・コンサートとはかくも偉大なものなのか

ただこの一言に尽きます。これ以上も以下も無いです。

ってそれでは話が広がりませんね。正直な話をするとWALKMANでエイトの曲を聴く時、LIFEも宇宙に行ったライオンも飛ばす候補の1つなのである。eighterさんがこの記事を読んでいたらこう思うかもしれない。「おいおい、その2曲は2011年のコンサートの1曲目と2曲目ではないか!」と。そう。そうなのだ。それでも、とても、とっても楽しかったのだ。

ちょっとした自分語りになるが私は大学時代軽音楽部に所属していた。完全に高校時代に好きになったエイトの影響で、である。そして最終的には部内のeighterを集めてエイトのコピバンもしたりしていた。現役時代LIFEはやっていなかったのだが、卒業前に行った卒回生ライブでは自分のバンドメンバー(notエイトバンド)が集まれなかったのもあってその日限りの企画バンドで出演した。その時にたまたま私がエイト好きなのを知ってるし、LIFEが好きだからやりたい!と言い出す子がいたのでLIFEをする事になった。エイトのコンサートに入ったのはそれをやる事が決まり、練習を始めた頃だった。

私の中でLIFEはバンドでやるJ-POPという位置づけにある。

基本的にJ-POPって弾くのがとっても難しいんです。何故って?それはCDに入っている音源はそれぞれのプロが演奏をしているから。

普通のバンドの人達が自分達で作詞作曲した曲の方がどんなに魅力的に格好良く映ったとしてもそれはその人達のその時その時の実力で可能な範囲で作られるのでコピーするのは案外簡単だったりする事も少なくありません。

バンドではないJ-POPの曲というのはプロの作詞家、プロの作曲家が作って小難しい事も沢山取り入れて、それを実現出来る実力のある方がスタジオで演奏されます。

LIFE~目の前の向こうへ~はそんなJ-POPの曲なのです。ライブでは当たり前のように彼らが弾いていますが私達のイヤホンから普段流れてくるあの音はその道のプロによるものなんです。はっきり言ってあの曲難しいんです。

話の流れが右に左に行きましたが、そんな曲を練習し始めたばかりの私は当然頭を抱えています。それを当たり前のように目の前で彼らは弾いていたんです。前年のコンサートでもテレビの中でも弾いていたんですから本当に当たり前の事なんですけれどね。

やっぱり尊敬しますよ。そりゃあ。

私はこの時、ドームの座席は3塁側。そして私の担当している楽器はベース。そうなると担当である安田くんを差し置いて丸山くんを双眼鏡でガン見するのも仕方ない事ですよね。

そして3塁側、しかもメインステージを横から臨む形になる外野に程近い座席だった事がこの次の曲、そう、宇宙に行ったライオンに繋がる。

 

・エイトの楽曲の進化は横山裕の進化と共に

脈絡何もないやないか、お前いきなり何やねんと思われた方も多い事でしょう。でも、私はライオンをライブで見る時に何よりも好きなのが横山裕なのです。

先に行っておくと私はエイトが全員好きなのですが、その中で順位を付けるとこうなります。

 

1.安田章大

2.丸山隆平

3.大倉忠義

4.渋谷すばる

5.村上信五

6.錦戸亮

7.横山裕

 

もちろん、これをやってる時はこの人が一番輝いていて大好きだ!等はありますが、それでも総合的にはこの順位です。

そんな私的順位の最下位に横山裕がいる理由。それは何と言っても楽曲への取り組みの他ならない。いや他ならなかったと言っておく。今は決してそんな事はないのでね。その事はまた後程。

今や目覚ましい成長を遂げている横山くんだが、これより前の頃は何となくポコポコボンゴを叩いて、おまけにそんなに難しい事をしている訳ではないのに自分のソロを歌う場所をすぐに忘れてしまう。そんな人だった、というのが私のそれまでの印象だ。

トークで一生懸命引っ張ってくれる彼は頼り甲斐があるし、彼のプロデュースするあれやこれやは心の底から大好きだ!と叫べるものばかりだ。

しかし、こと、歌というものに対しては情熱が感じられなかった。恐らく自分は歌が下手だし、トークを頑張るからええねん、ぐらいに思っていたのではないだろうか。

しかし、そんな彼に宇宙に行ったライオンでは遂にボンゴ以外の役割が与えられる。

それはティンパニーだ。ボンゴのように適当にポコポコ叩いていられるのもではない。(決してボンゴという楽器を貶している訳ではない。私から見た彼のボンゴに対する取り組み姿勢の話である)

私がいた席にはスピーカーから聞こえる音とは別にティンパニーの生音が聞こえてきた。それが何よりも私の心を震わせた。ドームでのライブは音響環境が劣悪だ。ボンゴの音なんてまともに聞こえた事が無い。それどころかうっかりしているとベースの音ですら探す事が難しい時もあった。 そんな中私はティンパニーの音に直接ぶつかる事が出来たのだ。

横山くんが真剣に楽器と向き合う。これがどれだけメンバーの背中を押しているのか。

ティンパニー自体はスタッフさんから今回こんな事やってみましょうよ。って感じで提案されたのかもしれない。だとしたらそのスタッフさんに本当に本当にありがとうございましたああああ!と言って土下座しに行きたい。

 

音楽面での彼の快進撃はここから始まったといっても過言では無いはずだ。

 

次の年は8周年だったので新しい事への挑戦というよりも過去の振り返り、成長過程の再確認といった年だったので、彼に表立って演奏面で新しく取り立てるものは無かった。代わりにクルトンという作詞横山裕、作曲安田章大というファンシー路線でタッグを組ませたら右に出るものはいない2人によるこちらの期待を裏切らない楽曲が制作されてはいたが。

更に翌年。そう、ここだ。この年だ。全てのeighterの度肝を抜いたあの年。JUKE BOXのLIVEがあった2013年。

横山裕がトランペットをコンサートで披露したのだ。

考えてもみて欲しい。ティンパニーをするまで5年もの間、楽器と言ってもボンゴをポコポコ叩くだけだった彼がティンパニーを披露してくれたたった2年後に光り輝く金管楽器を手に我々の前に降臨したのだ。札幌、東京公演は入らなかったが、それまで金銭的な事もありほとんどエイトで遠征をせず、入る公演も1回のライブにつき1、2回だけだった私が名古屋に2公演、元旦の福岡、そして大阪1公演と5公演も入ってしまったのも頷いて頂けるはずだ。福岡なんて、名古屋が終わった後に9周年の最後って言われて次は10周年!それなら10周年の最初の公演もやっぱり入りたい!とかいう衝動だけで探して入ったものだ。大晦日はKAT-TUNの初の単独カウントダウン公演に入っていた上に元旦に福岡日帰りだったからさすがにヘトヘトになってしまったが。

 

そんなJUKU BOXの頃はまだまだ彼の腕前も拙いものではあった。

しかし、全く新しいものに挑戦するという事。しかも自らの意思で。その心意気が非常に嬉しい。こんなに嬉しい事はない。当時を経験しておられるファンの皆さんはきっと同じ想いだったであろう。そしてそれはメンバーも。

JUKE BOXのライブDVDに入っているメイキングにはバンドリハのスタジオだけでなく、ダンスレッスンのスタジオにもトランペットを持ち込んでいる彼の姿が収められている。それは「青春ノスタルジー」というマイクスタンドで手振りをしながら歌う曲で横山くんだけはトランペットを前奏、間奏、後奏と弾くので、それもダンス曲の一環に組み込まれているから、という理由もあるのだが。とにもかくにも先生とマンツーマンのスタジオでも皆の前でもひたむきに練習する彼の姿はとにかく心を打つ。そしてそれを見守るメンバーの優しく嬉しそうな眼差し。

JUKE BOXの初回盤DVDには特典映像もふんだんに盛り込まれているがその中でTrumpeterという見出しが存在する。トランペットの練習を始めたばかりの横山くん。合同練習の時に合間一人で練習する横山くん。お客さんに初披露をした時の会場のどよめきに「青春ノスタルジー」が終わってメンバーに楽しそうに弄られる横山くん。そして途中の公演からは次の曲の「クラゲ」の前奏と後奏にも参加する事になるまでの流れ。とにかく映像が充実している。更には会場でのリハ中、トランペットをステージの上で練習しているとそれを横から前からとにかく色んな角度からメンバーがこぞって自分の携帯にその姿を収め、挙句の果てには横に並んで自分達も写真に入ったり。とにかく好き放題。とにかく楽しそう。そのシーンは真剣に練習をしている横山くん以外は本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれているので見た事が無いけど少しだけ関ジャニ∞に興味がある、という方にはとにかく一度見て頂きたい。そんな一幕である。

 

私は先程まだまだ拙いと書いた。そりゃそうだ。まだトランペットを初めて1年も経っていないのだから。

曲がりなりにも数種類の楽器をやってきた人間として感じているのは最初の2ヶ月。

ここを本気でやると2ヶ月でとりあえず簡単な曲なら一曲は出来る様になる。そして、1年続けると少しだけ出来る曲が増えだす。2年やるとそれなりに自信を持って自分はこの楽器が弾けるんだ!と言えるようになりだす。そして3年。その成果は自分が努力した分だけしっかりと現れ、努力次第では大輪の花が開くようになる。

これは楽器に限った事ではないかもしれない。中学や高校で部活動を経験してきた人ならこの理論には頷いて頂けるのではないだろうか。

 

横山裕も例外では無い。初年度、あんなに緊張をしていたのに2年目である昨年はバンドのインストのコーナーではキーボード村上の単独ソロ演奏から始まり、その次のまだまだとても目立つポイントで演奏に入ってくる。

横山くんの事ばかり言っているが、この2人が演奏の表にしっかりと立てる様になるという事はこれまでと新しい形が魅せられるという事なのだ。

JUKE BOXで横山くんのトランペットを見てからいつか村上くんと2人でセッションをしている場面が見たいと願っていたのがたった1年で叶ってしまい、なんて嬉しいパフォーマンスをしてくれるのか、と感激しきりだった。

 

こんな具合に横山くんの事ばかり言っているがその次の3年目。

これは今回のツアーのネタバレが入らざるおえないので次の記事に回そうと思う。

 

うん。私は何担だったかな?そう、安田担ですね。

冒頭の挨拶とランキング1位に鎮座しているという事しか書いていないですがこれでも安田担です。

むしろ最下位にいるはずの横山くんを一体どれだけ語っているんだ、って話ですね。

そう、最下位にいるはずの横山くんにですらこの熱量なので上の方々への熱量は更に増しているという事なのであります。

でも、それを書き出すとこの記事の収集が着かなくなるのでそこら辺はおいおいと。

 

ちなみにこのブログのURL。

kj3vwest

お気付きでしょうか?

関ジミ3とV.WESTの事なのです。

関ジミ3愛。ここら辺も次のエントリーに回しますね。

 

ライブの感想が書きたいって言ってこのブログを作ったはずなのに、全然たどり着かないですが、明日頑張りたいです(笑)