先週、2017年2月1日。その日はA.B.C-Zのデビュー5周年記念日であり、それと同時に5周年アニバーサリーシングルCD「Reboot!!!」の発売日であった。
今回は私が日曜日に行われたA.B.C-Zに直接会えてハイタッチとお話が出来て、更に複製サイン入りポスターを確実に本人達から貰える無料イベント参加のために大阪から東京に遠征に行く…という事をせずに自分の無理の無い範囲で追いリブートと言われる行為を選択した経緯について記事を書いてみた。
3形態で発売された「Reboot!!!」。
・初回限定5周年Anniversary盤/3240円
・初回限定5周年Best盤/2160円
・通常盤/1188円
主題であるポスター手渡し会に参加するための引換券は通常盤以外の2形態に封入されていた。
ちなみに「Reboot!!!」は3枚目のCDシングル。
といってもDVDシングルが8枚発売されているのでデビューから合計11枚目のシングルという扱いになる。
昨年の夏、A.B.C-ZとジャニーズWESTが発足。そして何故かその両方と一緒に充電期間中のKAT-TUNのFCにもまとめて入会するという荒業をぶちかました私だったが、A.B.C-Z、いや正確に言うとその前身グループA.B.C.の事を好きになった切っ掛けは2006年夏に発売されたKAT-TUN vs 関ジャニ∞「DREAM BOYS」のDVD第2幕のSHOW TIMEでのパフォーマンスだった。
何といっても完成度が高く、その上若さも相まってとてつもない勢いのあるアクロバットパフォーマンス。
元々が特撮ヲタだったからなのか、身体能力の高い人たちがアクションであれダンスであれ、とにかく動き、魅せてくれる姿を見る事が大好きだった。
KAT-TUNファンとしての聖担、関ジャニ∞ファンとしての安田担。
そんな私の目に突如流星の如く飛び込んできた彼。
ロンダートからの連続バク転、そしてフィニッシュのバク宙。
そう今やバラエティで一気にお茶の間認知度の高まった金髪筋肉塚ちゃんである。
より正確に言うと塚ちゃんを初めて認識したのは当時放送されていた「ひらめ筋ゴールド」という番組で亀梨和也率いるジャニーズjr.チームとしてドッジボールの試合に出場し、アクロバティックでトリッキーな投げ方をしていた時だった。
サッカーのフリースローのように両手でボールを振りかぶりその時点ではボールを離さずボールを支店に前転をし、その勢いでボールを両手投げするという技だ。
文字で読んでも意味が分からないだろう?映像で見たとしても意味が一瞬何が起こったか分からなくなる事間違いなしだ。
そうしてKAT-TUNと関ジャニ∞とA.B.C.の3グループを応援する日々が幕を開けた。
とは言うものの残念な事Jr.情報局にも入らず、当時は全く遠征する気の無かった私はKAT-TUNの大阪公演に入った時にA.B.C.もバックに付いていたら塚ちゃんを目で追ったり、後は少年倶楽部を見るといった程度の事しか出来ていない上にデビューしてからもリリースイベントは勿論、コンサートには2回しか入れておらず、シングルですら5~7作目の時は買えていなかったりしたので本当にゆるゆると茶の間ファンをやっているような感じである。
唯一えびファンらしく頑張った事といえば、2008年。当時Jr.だったA.B.C-ZとKis-My-Ft2が合同1stコンサートを横アリ&代々木体育館で行った時の横アリ公演に入った事ぐらいだろう。
かくして私の遠征処女はえびきす魂に捧げられたのである。
A.B.C-Zのために私は遠征を行ったのだ。
まぁ、理由は東京Jr.が大阪では公演をしないであろうという事。
そしてA.B.C-Zになって2ヶ月しか経っていない頃だがA.B.C-Zの未来がいつどうなるか分からない。それなら悔いなくきちんと5人が主役の双璧を成す現場を見なければならないと思ったからだ。
その後2012年2月1日にDVDデビューをする事になったA.B.C-Z。
パフォーマンスとしての実力は他のグループを応援されているジャニーズファンからも認められ、コンサート・舞台問わず諸先輩方のバックには欠かせない存在ながらもデビューまでの道のりは困難を極めたA.B.C-Z。
その苦難の道のりはデビュー後、今現在も続いている。
ジャニーズファンの皆様であれば自分が応援しているグループ、アーティストのシングルCDの順位や売り上げ枚数というものを少なからず気になり、目を通される事があるのではないだろうか?
しかし、掛け持ちでもしていない限りは同じジャニーズ事務所といえど他のグループの売り上げはあまりよく分かっていないという事も往々にしてあるはず。
そこでA.B.C-Zと同世代、及びデビューは早いけれど後輩グループそれぞれ直近2枚のシングルで初週順位/初週売上枚数/発売形態数/発売日を書きだしてみる事にした。
・Fantastic Time/1位/26.6万枚/3形態/2016.10.26
・Give Me Love/1位/24.8万枚/3形態/2016.12.14
・Gravity/1位/21.3万枚/4形態/2016.03.1
・Sha la la☆Summer Time/1位/26.7万枚/3形態/2016.08.24
・勝利の日まで/1位/9.4万枚/4形態/2016.5.3
・よびすて/1位/11.5万枚/4形態/2016.10.19
・逆転Winner/1位/11.5万枚/3形態/2016.4.20
・人生は素晴らしい/2位/12.2万枚/3形態/2016.7.27
デビュー順に並べてみた。
A.B.C-Zのデビューはsexy zoneとジャニーズWESTの間に位置する事になる。
そんなA.B.C-Zの売り上げも見てみよう。
・Moonlight walker(CDシングル)/1位/8.0万枚/7形態/2015.9.30
・花言葉(DVDシングル)/2位/2.5万枚/2形態/2016.3.16
・Take a "5" train(CDシングル)/3位/3.4万枚/2形態/2016.6.22
A.B.C-Zが話の本題なので1つ多く情報を掲示してみた。
苦難の道のりという言葉、お分かり頂けただろうか?
明らかに、圧倒的に、売上枚数が他のどの若手と言われるグループよりも少ないのだ。
何故ここまで?と正直思う。私にとっては今やジャニーズ内2番目の売り上げと言われる程にいつのまにかなっていった関ジャニ∞の次に大好きなグループであるのに。
それだけ魅力のあるグループだとこの10年間思い続けられているというのに。
関ジャニ∞が大きくなったから私自身の審美眼は間違いない~だとかそんな事を言いたい訳ではなく、どうして?何故?こんなにも他のグループと差がついてしまったのか。
一番分かりやすく単純な所で行くと地上波での露出頻度。
A.B.C-Zの魅力はとにもかくにもそのパフォーマンス。
それを見て頂くためには音楽番組への出演が必須。
その音楽番組に中々出る事が出来ない!!!
色々なアーティストのファンに見て頂ける機会であるMステSPなんかだと他の売り上げが高いグループが優先的に出演している。そりゃそうだなと苦しく思いつつも納得はする。
では他にどう露出を上げたらいいのか。
ジャニーズでよくあるのは先輩ジャニーズが主演するドラマへのバーター出演。
これがね…。残念ながらほぼ皆無……。
舞台のお仕事も良いんだけれどやっぱり一般知名度を上げてお茶の間に少しでも覚えて頂くためにはドラマのお仕事を頂きたいと切実に思う。
ただ、そんなA.B.C-Zに2015年春、一筋の光が差し込んだ。塚ちゃんのアウト×デラックスの出演だ。
今やA.B.C-Zのグループ名を知らなくても塚ちゃんの名前は知ってる。よくバラエティに出てる変な人だよね。という認識がかなり広まってきている。
私の職場でもA.B.C-Zのシングルが発売で~!という話をしたら「そんなグループがあるんですねー」という感じだったのが「塚ちゃんのグループで」と言ったら「あぁ!塚ちゃんの!!」という反応が複数人からあった。
塚ちゃんというワードで通じる。少なくともアウト×デラックス出演前には考えもつかなかった世界の話だ。
まさに塚ちゃんの今の活躍はブレイクという言葉が正しい表現方法になるだろう。
職場での宣伝方法も「今度のMステ、塚ちゃん頑張るから是非見てね!」だった。
実際に見て貰えるかどうかは別として、塚ちゃんという存在がA.B.C-ZというグループでCDを出して音楽番組に出るという事。そんな活動をしている事。その認識を少しでも広げていく努力を自分に無理の無い範囲でしてみている所だ。
少し脱線しながら話をしていたらまだまだ長くなりそうだったので一旦ここらで切ります。
続きはまた下記の記事にて。